ポーカーが題材となった映画ラウンダーズをレビューします。
ラウンダーズは1998年のアメリカ映画で、翌年字幕版として日本で公開されました。
上映時間は121分です。
ラウンダーとは元々は、カードゲームで生計を立てている人のことを指します。
舞台はニューヨークで、マット・デイモンが演じるマイク・マクダーマットが闇ポーカーで勝負して、最後は宿敵のテディーKGBと対決します。
ポーカーによる一夜での破産、恋人ジョーとの破局、友人ワームとの友情、勝負の数々、一流弁護士の道を捨て勝負師として生きる決意、青春の全てが描かれ闇ポーカーの不気味な世界と相まって、ポーカーファンにとってはたまらない内容となっています。
人読み、イカサマ、ブラフ、スロープレイとポーカーの醍醐味全てが出てきます。
ストーリーだけでなく、ポーカーの勝負内容も悪くありませんので、ポーカーに精通している人なら倍楽しめるかなといった感じです。
負けると全てを失うといった勝負には、その人の人生がそこに凝縮されている感じで、誰しもが魅入られる場面ではないかと思います。
マットがKGBと最後の大勝負をするシーン
たった2時間という短い時間で、よくここまで人間同士のポーカー勝負の本質を描写できたなと、感嘆させられる内容でした。
出演者も非常に豪華ですので、ポーカーファンなら是非一度は見てみて下さい。
これ以上のポーカー映画ってちょっとないと思いますから。
出演者
マット・デイモン:主人公マイク・マクダーマット役
エドワード・ノートン:マイクの友人ワーム役
ジョン・タトゥーロ:裏プロジョーイ・クニッシュ役
ファムケ・ヤンセン:ポーカールームのマネージャーペトラ役
グレチェン・モル:マイクの恋人ジョー役
ジョン・マルコヴィッチ:裏ポーカールームのボステディーKGB役
マーティン・ランドリー:ロースクールの教授ペトロフスキー役
マイケル・リスポーリ:取り立て屋グラマ役